立命館大学機友会第27回定時総会 津田会長挨拶

立命館大学機友会第27回定時総会での会長挨拶を掲載いたします。

機友会会長 津田雅也

・お早うございます、ただいまご紹介頂きました機会友会会長の津田です。今日はお寒い中ここBKCまでご足労頂きまして有り難うございます。こんなに沢山、お集まり下さって有り難い事です。卒業生から在学生まで80数名、年齢も91歳から20歳まで幅の広い層が来て下さいました。

・さて、世の中の変化、産業界の変化は激しいモノがあります。日本のGDPが500数十兆円と言われておりその約3分の1を占める「ものつくり」の代表的な自動車産業とエレクトロニクス産業がロボット、IOT、人工知能、ビッグデータ等を取り入れ、また電気自動車や自動運転への展開など・・・・・いわゆる「ハード」から「ソフト」へと、換言すれば「ものつくり」から「ことつくり」へと変化しています。

・自動車産業とエレクトロニクス産業が融合しつつあります。今年の2月にアメリカのラスベガスで開かれた世界最大の家電の展示会:CES展(Consumer Electronics Show)においての基調講演に登壇したのはフォードのCTOジム・ハケット氏,そしてトヨタの豊田章男社長である。まさにエレクトロニクス展に、日米の自動車会社社長の登場です。また豊田章男社長が自ら「自動車をつくる会社」と言わず「モビリティをサービスする会社」と紹介されたとのこと。また豊田章男社長(トヨタ)と孫正義社長(ソフトバンク)が握手されたなど、大きな変化の時代です。

「世の中、変わらないものがない時代」です。

・でも変わらないものも、私達の身の回りにあるのです。それは「母校愛」です。まさに今日この集まりなのです。本当に有り難い事です。でも「母校への愛情」だけに頼っていては同窓会組織としての「発展はない」と思います。同窓会(機友会)も時代に合わせての変化が必要です。

・いかに世代・年齢を超えての会員同士の心豊かな交流が計らねばならないとして、いろいろなこと考え試みています。その内の2つを紹介させて頂きたいです。それは「機友会地方支部の再建」と「機友会ニュースのデジタル化」です。

・「地方支部再建」の件:支部の活性化はそのまま本部の活性化に繋がると考えています。約20年前に、支部が13設立されました。その後、元気に活動されている支部もありますが、設立総会後、休んでおられる支部もあり、その再建に力を入れています。まず「中国支部」が再び立ち上がりました。引き続き「大阪支部」、「四国支部」が動き始めるための準備が進行中です。

・「機友会ニュース」デジタル化の件

今の紙媒体での「ニュース」は、1年に1回、2年に1回の発行であり、その費用も「100万円前後/1回」掛かります。その記事が皆様に届く頃には「ニュース」と言うには「古すぎる」とのご批判も頂いております。デジタル化すれば、素早くお手元に届き、費用は原則フリーです。今回の総会案内でもご紹介しました様に、すでに50回以上の発信をしています。

・ここで、話を戻させて下さい。

さて皆様の母校への変わらぬ気持ちをもっと生かして行きたい・・・・・小生も「2回の総会」を迎えました。そろそろ次のお人に引き継がねばならない時が来ています・・・・・どう継ないで行くのが良いのか、いろいろ考え悩みもしました。

・理想を申せば「元気で機友会の活性度をより上げてくれる人」、「機会友会にいろいろ意見が出来る人」、「機友会が好きな人」など、そして「若い世代・若い人で情熱のある人」をズーと探していました。そしてこの理想を満たすお人に出会ったのです。 「昭和62年卒(1987年)の池田 英一郎さん」です。50数歳と若い! 大変に嬉しいです。後、ご紹介およびご本人から挨拶があると思います。小生と同様に、宜しくお引き立てお願いします。

池田 英一郎 氏

・さて、小生2期に渡り会長を務めさせて頂き、色々とお世話になり本当に有難うございました。皆様にとって「機友会」がお役に立つことを心から願っています・・・・・そして、今日一日、総会、研究室案内、研究生活の紹介、懇親会などいろいろプログラムが用意されております、どうぞお楽しみ頂ければ大変嬉しいです。改めまして皆様に感謝する次第です。

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