機械システム系新入生の皆様へ 機友会会長メッセージ「新入生へのエール」

機械システム系新入生の皆様に、機友会会長からメッセージをいただいております。

「新入生へのエール」 

立命館大学機友会会長 池田 英一郎

ご入学おめでとうございます。

大いなる希望、夢を胸に、いま、この時を迎えていることと思います。一方、新型コロナウィルスは全世界を巻き込んだ大惨事を呈してきており、落ち着かない日々ではないかとお察しします。時代の生き証人として、語れるように予防に努め、困難を乗り越えてまいりましょう。

さて、私は1987年機械工学科を卒業(当時衣笠キャンパス)し、昨年より機友会会長を務めております池田と申します。お祝いメッセージを贈ります。

私の1回生の小集団のクラス(材料力学Ⅰ)の担任は大南先生(後の総長)。初めての講義でまず、“1回生は京都を思い切り楽しみなさい。”ということを言われました。意外なお話だったので、今も心に残っております。BKCなら近江(もしくは京滋)を思い切り楽しみなさい。といわれるのかもしれません。何事にも、全力で取り組めというメッセージだったのだと解釈し、4年間、学びも、部活も、遊びも、できる限りのことをした自負はあります。この話にも関連するのですが、数年前、あるスポーツ選手の座右の銘の紹介で、禅の言葉“而今”を知りました。ジコンもしくはニコンと読みます。「今、という瞬間」は二度と戻ってはこない。 「過去」や「未来」をあれこれ思い悩むのではなく、「今、このときを一生懸命生きる」という意味です。これからの学生生活、今を大切に、いきいき生きてください。

BKCでなにを楽しむ?という方に、2か所ご紹介します。“急がば回れ”のことわざのルーツがすぐそこにあります。是非、歩いてみてください。また、BKCの地下には古代の製鉄等の生産施設(今でいえば、コンビナートです)が眠っておりますよ。是非、現物を体感し、古代のエンジニアがこの地で、なにをしていたかを考えてみてください。

最後に、機友会の紹介をします。理工学部の機械システム学系の学生、教職員、卒業生で構成されているいわゆる同窓会です。皆さんも入学した時点で学生会員となります。在学中にも総会時の講演会や工場見学会、OB,OG懇談会、卒業記念パーティ―等、卒業生との交流もおこなっております。また、全国に支部があり、卒業後は是非、近くの支部活動にご参加ください。

いつの日にか、皆さんと共に将来の夢、未来の技術について語ることを楽しみにしております。

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