「盲導犬育成への支援について」

兵庫支部副支部長 吉見淳二

 

同窓生の皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。私は1967年度卒業の吉見淳二と申します。大学卒業後、1974年に創業し、現在神戸市西区において産業用機器の製造販売会社(㈱ケイエスエス)を経営しております。オークラ輸送機㈱の大庫典雄名誉支部長を始めとして兵庫県内の同窓生の皆様とは長年のご縁あって、現在、機友会兵庫支部で副支部長を仰せつかっております。

さて、私は戌年生まれということもあって、約30年前から犬を飼い始め、年月を経るにつれて家族と同様に思える関係を築いてきました。このような環境の中、盲導犬を特集したテレビ番組を見て大変感銘を受け、自分も何か支援ができないかと思うようになりました。

盲導犬は、視覚障害者の安全な歩行と社会参加へのパートナーとして大変重要な役割を担っています。わが国では第二次大戦後に本格的な盲導犬の育成が始まり、現在、全国に11の盲導犬育成団体が活動しております。盲導犬の育成には1頭約500万円の費用と生まれてから約2年の育成期間が必要です。現在、全国に約1,000頭の盲導犬が活躍していますが、必要とされる視覚障害者の数は約3,000人と欧米諸国に比べて普及率はまだまだ大きな差があります。

私は大学時代に応援団の吹奏楽部に所属していた経験もあって、ジャズやクラシックが好きで聞くだけでなく自らもバンドを組んで演奏活動を行っています。趣味が高じて神戸市西区の本社工場を増設する際には本業とは関係のない音楽室を社内に作ってしまうほどです。2008年からこの音楽室を活用して盲導犬へのチャリティー演奏会を始め、募金活動を始めました。さらに地域での支援活動を広げるため、2013年からは組織を広げるとともに会場を明石市内移してチャリティー演奏会を10年間続けまいりました。おかげで皆様のご支援をあって、本年の5月にあかし市民広場で開催したチャリティー演奏会で目標の500万円を達成し、兵庫県盲導犬協会に寄付させていただきました。地道な活動ですが少しでも視覚障害者のお役に立てればと今後も支援活動を続けていくつもりです。同窓生の皆様ももし盲導犬に触れる機会があれば是非、ご支援いただければ幸いです。

機友会ニュースデジタル版第46回 兵庫支部副支部長 吉見 淳二 氏「盲導犬育成への支援について」